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日銀の追加緩和観測強まる

 日米の政策金利が逆転し、国内の金融市場では日本銀行も景気下支えのために追加緩和に踏み切るとの観測が強まっている。日銀は18、19日に金融政策決定会合を開くが、利下げも含む追加緩和策を検討することになりそうだ。

 市場関係者が懸念するのは円高の加速だ。17日の東京外国為替市場では一時1ドル=88円台に入り、自動車、電機など企業業績への悪影響への懸念が広がった。

 一般的に金利が高い国の通貨は強く、低金利の国の通貨は弱くなる傾向にある。日米の金利差は1年前には3.75%あったが急速に縮小。円ドル相場は1年前より20円も円高方向に振れた。「日銀が政策金利を維持すれば、さらに円高圧力が強まる。それが株安につながり、日本経済の一段の悪化につながりかねない」(野村証券金融経済研究所の木内登英・経済調査部長)との見方が強い。市場には追加利下げの思惑が広がり、17日に日銀が金融機関に実施した資金供給の落札金利は前日より低めに推移。

 ただ、追加利下げに踏み切ると、次の一手として、日銀内部で消極論が強い量的緩和政策の再導入の可能性が強まる。日銀は難しい判断を迫られそうだ。

asahi.com

金利が下がりすぎるのも困るなぁ。
by Y16m9OD6 | 2008-12-17 20:50 | 転職